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ブログ - 太宰府 梅園菓子処 - 太宰府天満宮御用達の和菓子

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麩焼き煎餅の焼印

カテゴリ: 菓子のことのは 作成日:2021年04月18日(日)

 和菓子の定番の麩焼き煎餅は大変雅なお菓子で、京菓子司末富さんの京ふうせんや京菓子司亀谷良永さんの御池煎餅が有名です。梅園菓子処でも季節を問わず販売しております。そのままでもシンプルで美しいのですが、この麩焼き煎餅に焼印を捺して販売することもあります。

 

 弊店では兵庫県加西市の竹野焼印さんに発注をして焼印を製造していまして、会社のロゴマークや家紋などいろいろな意匠で焼き鏝を特注なさるお客様も多いです。ちなみに、下図は揚羽蝶を模した伝統的な家紋ですが、このような微細な焼印も捺すことが可能です。もちろん、あまりに微細な線は捺した時に線が潰れてしまうので再現が難しいのですが、可能な限りリクエストにお応えするよう努めています。

 

 オリジナルな焼き鏝を使った焼印入の麩焼き煎餅をご希望の方はどうぞお気軽に弊店までお問い合わせください。お電話やお問い合わせメールで随時受け付けております。

 

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Shopifyで新ECサイトを作ってみました

カテゴリ: 仕事まわりのこと 作成日:2021年04月17日(土)

 これまでコーポレートサイトにはJoomla、そしてECサイトにはWordPress専用のカートWelcartを使ってきましたが、4月下旬をめどにShopifyでのECサイトに切り替える予定です。ほぼ完成しているのですが、現在のところ実際にテストで走らせて細かなところに手を入れている段階です。

 

 これまでのWelcartでも悪くはなかったのですが、保守管理を業者さんにお願いしている関係で痒い所に手が届かなかったのと、業者さんによるPHPや各種プラグインのアップデートが遅延気味で、今後はセキュリティ的にも問題が発生する可能性があると判断して、自社でレンタルサーバを借りて運営する方法に戻しました。

 

 現在、Lancersでご縁のあった日本で10番目の個人Shopifyエキスパートである福水氏とECサイトを鋭意製作中です。しかし、これまで数えきれないほどのWEBデザイナーさんと出会い、一緒にお仕事をしてきましたが、この福水氏は本当にセンスといい知識と抜群です。そして何よりレスポンスが速いのも大きな魅力のひとつです。別に福水氏からリベートをもらってるわけではないのですが、一緒に仕事をしていて楽しくそして安心感のあるデザイナーだと感じています。参考URL:Pegaro-blog(福水氏運営のブログ)

 

 さて、このShopifyは日本国内でぐんぐんとシェアを伸ばしてきており、⽇本法⼈Shopify Japan 株式会社 (本社:東京都渋谷区、地域統括マネージングディレクター:ショーン・ブロートン氏 以下:Shopify )によれば、2020年におけるグローバルおよび日本市場での成長は過去最高を更新したと発表しています。国内での流通総額(GMV)は2019年比323%増と成長率は他国に比べても高く、国内だけでも前年比228%増の新規出店数の伸び率というから驚きです。参考URL:2020年のShopify 成長率を発表

 

 またアプリも充実していてこれらをカスタマイズすることで細かな差別化や顧客単価のアップも期待できそうです。とはいえ、アメリカ発のプラットフォームなので英語を日本語に機械翻訳したような文章や名前が姓名逆に表示されるなどまだまだ細かな微調整は必要ですが、今後にとても期待できるECカートといえそうです。

 

 さて、4月末の本格的な運用を前にして新ECサイトのトライアル購入をスタート致します。トライアル購入にご協力いただける方はぜひ下記URLから商品をご購入いただき、その上で改善点などをメールなどでシェアいただければ幸いです。今後のブラッシュアップの参考にさせていただきたいと思います。なお、ご参加いただける方には、トライアル購入用に期間限定のクーポンを差し上げております。支払画面でクーポン番号を入力すれば商品金額から5%が割引されますので、ぜひご利用ください。

 

 梅園菓子処 - ShopifyECサイト

 https://dazaifu-baien.myshopify.com/

 

 期間限定トライアル購入クーポン

 支払画面に遷移した後、右側上部にクーポンコードを入力する欄が表示されますので下記コードをコピーアンドペーストして『適用する』ボタンをクリックしてください。コードを貼り付けるだけでは割引は適用されません。必ず適用するボタンをクリックして反映させてください。なお、このコードは2021年4月30日まで何度でも利用可能です。

 

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 【新ECサイト・トライアル購入のご留意事項】

 

 1.新ECサイトはまだ最終調整段階ですので予想外のエラーが発生する可能性があります。

 2.今のところ、決済方法はクレジットカード、銀行振込のみです。

 3.AmazonPayは新ECサイトではまだ使用できません。完全移行後に実装予定です。

 4.トライアルクーポンは予告なく使用不能になることがあります。

 5.サイト移行やドメイン移管に伴って一時的にサイトに接続できない日時が発生します。

 6.画像表示崩れやサイトが遷移しないなどエラーが発生した場合にはぜひシェアをお願いします。

 7.クーポン入力ミスや入力忘れの場合でも差額の返金は出来かねますのでご了承をお願い致します。

 8.こんな機能があればさらに良いなどアイデアがありましたらぜひお聞かせください。

 9.新規会員登録やECサイト専用公式LINEアカウントなどにも登録いただけますと幸いです。

 10.各商品には5段階スターとレビューを書く機能がありますのでぜひレビュー投稿もお願い致します。

 

 使いやすくショッピングが楽しくなるような良質なECサイトを作って参りたいと思います。みなさまのご協力を心からお待ちしております。

呪術廻戦

カテゴリ: 太宰府を逍遥すなるもいとをかし 作成日:2021年04月13日(火)

 漫画は読んでいませんが、自宅はアマプラなので随分と前から呪術廻戦を観ていました。もともと、このジャンルの物語は大好きなのです。嚆矢は80年代半ばの孔雀王、さらにはBASTARD暗黒の破壊神などでしたがむさぼるように読んでいました。とはいえ、呪術廻戦の主人公は仙台出身の虎杖悠仁(いたどりゆうじ)ですから聖地は仙台だろうと思うのですが、なぜか太宰府天満宮がまた脚光を浴びているようです。

 

 東京都立呪術高等専門学校の先生に五条悟という超絶イケメンの呪術師がいるのですが、この五条さんの先祖がどうやら菅原道真公という設定なのだとか。加えて、西鉄太宰府駅のひとつ前の駅が五条駅ということもあってなにか意味深な感じもします。集英社が公的なお墨付きを与えたわけでもないでしょうが、呪術廻戦のファンがじわじわと集まってきているそうで、それに応じて五条悟の絵馬などもたくさん描かれるようになっているそうです。

 

 昨年は鬼滅の刃で竈門神社が大変な賑わいだったそうですが、今年は呪術廻戦でまた若い人達が集まってくれるのでしょうか。しかし、アニメの力というのは本当に凄いものですね。うちもなんですか、領域展開「無量空処」餅でも作りますかなあ。

7月7日、日本橋三越催事が決定しました

カテゴリ: お店からのお知らせ 作成日:2021年03月28日(日)

 ご無沙汰をしております。毎日書きたいとは思いつつも業務に忙殺の日々で失礼いたしました。とはいえ、一ヶ月近くも書かないなんてありえませんね。申し訳ございません。さて、本日はご連絡を2点。ひとつはタイトルにも書いております通り、日本橋三越菓遊庵様での催事が正式に決定致しました。とはいえ、コロナの影響もまだまだありますので、どうぞ十分な予防対策をなさった上でご来店いただければと思います。

 

 もうひとつは弊社のECサイトのリニューアルのご案内です。従来のサイトもそれなりにリソースをかけて製作してきたのですが、自動返信メールが届きづらかったり、クーポンの利用が難しかったりと課題がありましたので、この度リニューアルを致しました。今回のサイトはShopifyを利用して製作しましたのでかなり使い勝手が良いのではないかと思います。とはいえ、まずはβ版としてテスト運用をしたいと思っています。Shopifyのリニューアルサイトは以下からアクセス可能です。

 

 しばらくの間、従来のECサイトとリニューアルECサイトを両方で走らせます。リニューアルサイトの方では、ECサイト専用公式LINEアカウントに登録すると発行されるクーポンの利用も可能です。ただ、あくまでもテスト中ですので想定外の不具合が発生する可能性もあります。その際は、どうぞ弊社までフィードバックをお願いできましたら幸いです。しばらくテスト環境で走らせてみてから完全にリプレイス致します。以下、まとめておきます。

 

 従来のECサイト

 クレジットカード、銀行振込、AmazonPay決済が可能

 キャリアやメーラーとの相性で自動返信メールが届きづらい場合がある

 

 リニューアルサイト

 クレジットカード、銀行振込、コンビニ後払い決済が可能(与信状況によっては他の決済方法の可能性もあり)

 AmazonPayのアカウント移行の関係でAmazonPayは従来のECサイトでしか使えません

 想定外の不具合発生の可能性もありますからフィードバックをお願いできましたら幸いです

 EC専用公式LINEアカウントの登録でクーポン発行(5%割引)

 

竈門の華

カテゴリ: 菓子のことのは 作成日:2021年02月08日(月)

 令和2年の緊急事態宣言の真っ最中、コロナで無聊をかこっていた工場の職人達が試作していた市松模様のうその餅。黒と緑のもの、白とピンクのものが出来上がっていました。聞けばかなりの工数と時間がかかるようなので「いやちょっとそのままじゃ無理」と一度工場に戻していたのですが、それでもめげずに頑張って仕上げてきました。

 

 しかし、黒と緑の市松模様は食べるとイカ墨パスタ状態。その状態でにやりと笑われるとまさにお歯黒。これはまずいだろうということで商品化断念。白とピンクの方は愛らしくて華やかとなりましたので、こちらを採用して満を持して商品化に漕ぎつけました。

 

 毎月1日には竈門神社に参拝に行くわけですが2月1日にも社長たちが参りました。せっかくなので新しく出来上がった竈門のうその餅もご奉納させていただこうということで持っていったわけなのです。

 

 無事に参拝も終わりまして帰路につく頃合いで、竈門神社の職員の方からお声掛けがあり「宮司からの伝言ですが、竈門のうその餅の名前を竈門の華にしてはいかがですかとのことでした」との思いがけないお言葉をいただきました。

 

 まさか西高辻信良様から菓銘をいただくとは思ってもおらず、想定外のありえない展開に吃驚すると同時に心から感謝の気持ちが湧いてまいりました。これぞまさに幸運を運んで来てくれるうその鳥の効果なのかも知れません。

 

 竈門の華、手の込んだ菓子ですのでこれまでのうその餅と比べると少々お値段も張りますが、麻の葉文様の土佐和紙をあしらい雅な雰囲気が気持ちを華やかにさせてくれるかと思います。ちなみに、竈門とついた菓銘は梅園菓子処では初。青竹を描いた博多人形のうそ鳥も竈門の華限定のレアもの。ぜひ店頭並びにECサイトにてお買い求めください。

 

 竈門の華をECサイトからご購入の方はこちら

 

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竈門の華(青竹を描いたうそ鳥、麻の葉文様の土佐和紙が雅)

2月の和菓子はうぐいす餅と竈門のうその餅

カテゴリ: 菓子のことのは 作成日:2021年01月31日(日)

 しばらくご無沙汰をしておりまして失礼しております。というのも、クロワッサンにうその餅をご紹介いただいてからというもの、たくさんのご注文を頂戴しておりまして、その発送準備に追われる日々を送っていたのであります。今でも継続中ではありますが、少しだけ落ち着きましたので久々にブログを書こうと思ったわけなのです。

 

うぐいす餅

 さて、あっという間に1月が終わってしまいました。明日からは2月となりますが、ここ数年来、和菓子で季節を取り込むというテーマを掲げている梅園菓子処としては2月の菓子を何にしようかと年末年始から考えておりました。

 

 先達の京和菓子のお店にはそれぞれ特色ある菓子が季節ごとに並ぶわけですが、弊店ではその辺りは少しなおざりになっていたわけなのです。そこで、新社長が奮闘しまして、和菓子で季節を取り込むというテーマで毎月の菓子を意欲的に販売してきました。

 

 如月の和菓子はうぐいす餅にしてはどうかという案が出ました。ま、出したのは私なのですが。そこで職人さんたちが試行錯誤を繰り返しまして、梅園菓子処としては初めてのうぐいす餅を販売することになりました。正確には創業の頃には販売していたようなのですが、次第に作らなくなったというところだそうです。

 

 もちろん国産の青きな粉、自家製求肥と漉し餡で謹製。保存料や添加物の入ってない素材を使っていますので、安心して召し上がっていただけます。こちらは生菓子ですので店頭のみの販売となっております。西日本方面の方の場合、場合によっては発送できることもありますので、お問い合わせいただければと思います。

 

竈門のうその餅

 もうひとつの新商品が、竈門のうその餅。コロナ禍、製造する商品がなく時間を持て余していた職人達がなんか面白いことはできないかということで試作を繰り返していたものです。「なぬ?そんなに時間がかかるなら商品化は無理ばい」ということで私が一蹴していたものなのです。しかし、時短を目指して工程に改良を加えて努力を積み重ねてくれた結果、このくらいならなんとかというところに漕ぎつけました。

 

 これも応援をしてくださったみなさまのおかげです。この商品、梅園菓子処はじめてのボトムアップ商品です。なかなか良い社風が育ってきました。心を鬼にして一蹴した甲斐もあったというものです。

 

 目を引くのは青竹のうその鳥。ええ、例のアレにあやかったものです。この辺りも含めて社内的にもどうかって声もなくもなかったのですが、結果的にお客様が喜んでくれるならということでGOサイン。さらに、紅白の市松模様がぐっときます。ここの工程を短縮するのに苦労していたようです。

 

 さらに、それだけで終わらないのが梅園菓子処の企画力。例のアレ絡みで麻の葉模様を取り入れようということで、土佐和紙をそっとあしらいました。模様の入った和紙なのです、これ。どうやってこの模様を作り出したんだろうと思うほどの繊細な和紙です。こちらの会社は江戸時代から土佐和紙を漉いてきた方々の系譜なのだそうです。

 

 こちらも今日からECサイトで販売開始です。が、1日に製造できる個数が限られておりますので、完全受注生産となります。そのため最低1週間ほどお日にちを頂戴することになりそうです。激コミとなればさらに伸びる可能性もありますので、どうぞ気長にお待ちいただければと思います。それではご注文、心よりお待ち申し上げております。

 

 土佐和紙 モリサ様

 

 竈門のうその餅商品ページ

 

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紅白の市松模様も美しい竈門のうその餅

 

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麻の葉模様の土佐和紙!これが和紙!

木うそ速報

カテゴリ: お店からのお知らせ 作成日:2021年01月15日(金)

 今年は新型コロナウイルスの影響から1月にご来店いただくお客様の数がそれほど多くはないため、木うその在庫に少々余裕があります。例年ですとこの時期は少々厳しくなってくるのですが、今年はまだいけます。ぜひ、この機会にお正月限定のレアな木うそをご入手ください。(※3月31日まで木うそ入で販売しております)

 

 レターパックならうその餅を2つまで520円で全国どこでも送ることが可能です。さらに、コンパクト便などを使えばその他の商品との同梱も可能。送料も通常のヤマト便よりもう少しだけお安くできますから、お店までお電話いただければと思います。

 

 ただ、残念なことにECサイトの方はコンパクト便に対応できてないので、クレジットカード決済ができません。コンパクト便のご利用にはひと工夫必要ですので、とりあえずお電話いただくのが早いかもです。商品の大きさによって組み合わせが変化してコンパクト便の利用が出来るか出来ないかが決まるのですが、この辺りはECサイトでは対応出来ておりません。どっか安くて性能のいいAIでもあればいいんですけどね。

 

 それから、Instagramでご紹介したサングラス土うそもございます。個数限定でなくなり次第の終了ですが、お送りもできますからECサイトご注文の際、備考欄にお書き添えください。サングラス土うそについては、うちのInstagramをご覧いただければと思います。(サングラスうそ人形プレゼントは終了致しました)

 

 クロワッサンに掲載いただいたおかげ様で物凄い数のご注文をいただいております。しかし、コロナ感染拡大防止の観点からスタッフを少し減らして運用しているため、お客様には発送まで少々お待ちいただいている状況でした。加えて、先週の大雪ということで集荷もストップ。かなりタイトな状況でしたが、集荷が再開されましたので毎日確実に発送できております。お手元に届くまで少々お時間を頂戴しておりますが、ぜひこの機会に木うそ入をお買い求めください。

 

梅園菓子処のうそ人形

左から、木うそ・福うそ・土うそ・土鈴うそ 

 

 うその餅はこちらからご注文いただけます

 

 

飛梅から菓銘を頂戴した縁起のよい和三盆打ちもの

カテゴリ: 菓子のことのは 作成日:2021年01月10日(日)

 飛梅と書いてとびうめと読みます。梅園菓子処の飛梅は、梅の形をかたどった紅白の打ちものです。 菓銘は菅原道真公ゆかりの御神木『飛梅』にちなみました。北阿波産の和三盆糖の風味がよく立ち、きめ細かで上品な甘さが楽しめると長くご愛顧いただいています。和三盆糖は創業200年の岡田製糖所様の和三盆糖をずっと使わせていただいています。

 

 さて、本家本元の飛梅という梅の木は、樹齢千年を超えるとされる白梅のことで、本殿前の左近(本殿に向かって右側)に植えられています。この飛梅、もともと道真公の配所であった榎社(えのきしゃ)にありましたが、太宰府天満宮の造営後に現在の本殿前に移されたといわれています。

 

 人形浄瑠璃や歌舞伎でも演じられる菅原伝授手習鑑などにもこの飛梅が出てきます。また、太宰府天満宮に植えられた梅のなかではいちばん先に咲き始めることでも有名です。寒い時期こそ、梅はいっそう引き立つ感じがします。

 

 実際のところ、梅の木が一夜にして650キロを飛来し、GPSのない時代にピンポイントで榎社に降り立ったかどうかは別として、菅原道真公と梅の関係はやはり深いものがあったことは事実でしょう。あるいはもともとこの地が梅と深い関係にあったのか。いずれにせよ、太宰府と梅、菅公と梅は切っても切れない深い関係なのです。

 

 また別の伝承では、伊勢国度会の白太夫という者が、道真公を慕って大宰府に下る際、道真公の京の屋敷に立ち寄り、夫人の便りとともに庭の梅を根分けして持ってきたという話もあります。道真公は都から取り寄せたことを伏せ、「梅が飛んできた」ということにしたともいわれています。道真公に「これは都から飛んできた」と言われては「左様にござりますな」としか返答のしようもありません。謎多き飛梅ですが、だからこそ古来から多くの人の心を惹きつけてやまないのでしょうね。

 

 梅園菓子処の飛梅は通販では18個入と26個入をご用意しています。店頭では朱色の丸い箱に入った愛らしいものも販売しています。また、木箱入のものもありますのでご贈答にも大変喜ばれています。職人による手作りのため大量にご注文の際は事前にご相談ください。

 

飛梅

梅園菓子処の飛梅は和三盆糖の美味しさが際立っています

 

 飛梅18個入

 飛梅26個入

 

歴史探訪 岩屋城 - ちょっと長い

カテゴリ: 太宰府を逍遥すなるもいとをかし 作成日:2021年01月04日(月)

 古代からその立地ゆえに太宰府は歴史がミルフィーユ状態で積み重なってきているわけですが、戦国期にも大きな注目を浴びた場所のひとつです。室町末期に周防・長門・石見・安芸・豊前・筑前の六か国の守護を務めた大内義隆が陶隆房の謀反によって滅んだあと、古来からの貿易港である博多を擁する筑前は財力を生み出す要衝として見なされていました。

 

 そんな中で力をつけてきたのが豊後府内を拠点とする大友宗麟。もともと鎌倉御家人という血統の良さもあり、豊後在郷の国人衆を麾下に収めて力をつけ北部九州を席捲していきました。これに対して、中国地方の覇者である毛利勢(毛利元就、吉川元春、小早川隆景)らも筑前博多を手に入れようと触手を伸ばします。このような緊迫した情勢の中、大友宗麟は加判衆と呼ばれた側近の武将たちを筑前一帯の城に分散配置してエリアとして筑前を押さえていました。

 

 大友宗麟が筑前一帯を押さえるための拠点としたのが、糸島の柑子岳城(糸島市)、早良の安楽平城(福岡市早良区脇山)、那珂川の鷲ヶ岳城(那珂川市)、新宮の立花山城(新宮町)、太宰府の宝満山城(太宰府市)の五城でした。宝満山城には支城として岩屋城がありました。立花山城の城督は猛将と恐れられた戸次鑑連(べっき あきつら)、またの名を立花道雪(たちばなどうせつ)。そして宝満山城の城督がこちらも戦国無双の高橋紹運。この二人の部将が中心となって、攻め寄せる毛利軍や力を伸ばしてきた佐賀の龍造寺軍と戦っていたのです。

 

 しかし、毛利勢は東部戦線で織田信長麾下の羽柴軍と戦闘状態となり、西部戦線であった博多攻略は断念せねばならなくなります。さらに大友宗麟は滅亡した尼子氏の残党を陰から支援して毛利が筑前から完全に手を引くように調略します。その結果、大友宗麟は筑前一帯を完全に掌握するに至ったのです。

 

 この頃から、佐賀の龍造寺隆信、朝倉の秋月種実、薩摩の島津義久らが戦国武将として力を増して来ます。龍造寺は背振山を越え北上して筑前を狙い、秋月は頻繁に宝満山城を攻めて太宰府天満宮まで焼き討ちにしました。島津とは日向の耳川合戦にて手痛い敗北を喫して次第に大友宗麟の筑前筑後への支配が弱体化していったのです。

 

 この中で抜きん出てきたのが薩摩の島津義久でした。島津北上を邪魔する龍造寺隆信を沖田畷の合戦で討ち取り、怒涛の勢いで北上を始めます。これに危機を感じた大友宗麟はすでに関白となっていた秀吉に臣従して援軍を請います。島津義久は島津忠長と伊集院忠棟に筑前攻略を命じます。島津軍は併呑した九州一円の国人衆の軍団を取り込み、宝満山城と立花山城を陥落させようと攻め寄せます。

 

 大友宗麟からの援軍もなく孤立無援の宝満山城を守るのは高橋紹運。紹運は支城である岩屋城を前線と定めてここに籠城。実子で立花家に養子に出した立花宗茂は後ろ備えとして立花山城に立て籠もり島津軍に備えます。観世音寺を本陣とする寄せ手の島津軍はざっと5万余の軍勢、岩屋城にてこれを迎え撃つ高橋軍は763名。多勢に無勢の戦況の中、秀吉軍師の黒田官兵衛からも使者が出され、岩屋城を退き立花山城へ合流されたいとの勧告を受けますが、これを丁重に断ります。

 

 島津軍が十重二十重と岩屋城を取り囲み、いよいよ岩屋城への城攻めが始まりました。しかし、岩屋城の守りが堅固な上に、決死の覚悟の高橋軍の抵抗は激しく、島津軍はなかなか岩屋城を攻め落とせません。攻め寄せるたびに島津軍には大きな損害が発生するようになっていきました。途中、島津義久は何度か降伏勧告を高橋紹運に行いますが、これも丁重に断ります。黒田官兵衛は岩屋城落城間近との急報を秀吉に送りますが、まだ島津征伐の準備が整っておらず軍勢は間に合いそうにあいません。

 

 そのような中、とうとう岩屋城の水の手が切られることとなり城中では水不足が深刻となります。地元に伝わる伝承では、ひとりの老婆が島津軍に岩屋城の水の手を教えたという話も伝わっています。これ以上の籠城継続は不可能と見た島津軍は岩屋城に対して総攻撃を仕掛けます。各方面の砦が落とされ歴戦の部将が討ち死にする中、高橋紹運もみずから自刃して果て、岩屋城は落城しました。

 

 島津軍は岩屋城を落城せしめたのち、急ぎ立花宗茂が籠る立花山城へと軍を転進させます。こちらも十重二十重と取り囲み立花宗茂に対して降伏勧告を再三行います。主家であった大友宗麟の本拠地である豊後府内も島津別動隊から攻撃され落城。万事休すという時に、やっと秀吉軍先遣隊が豊前に到着。秀吉軍まもなく到着の知らせを受けた島津軍はすぐに立花山城の囲いを解いて撤退を始めます。以後、総兵力20万の秀吉軍が押し寄せるに至って島津軍は次第に劣勢となり、義久は降伏しています。

 

 この時、立花宗茂は秀吉からの覚えもめでたく西国無双と称えられ秀吉の直臣に取り立てられて大名となりました。この立花家はのちに柳川城を与えられ紆余曲折の後、明治まで大名として残るに至りました。

 

 2017年、大徳寺大慈院で立花家主催による「立花宗成公ご生誕450年記念茶会」が開催され、梅園菓子処の宝満山干菓子(よろつよ)を使っていただけたのも時空を超えた不思議なご縁を感じたところです。実は筆者の先祖は安楽平城の城督であった小田部紹叱の家臣で、おそらく立花道雪や高橋紹運らとともに戦陣を疾駆していただろうと思われます。450年の時空を超えた不思議なご縁を感じた次第です。

 

 以上、ちょっと長くなったのですが、太宰府近郊を語るにおいて岩屋城の攻防戦は外せないトピックでもありますので、記録として残しておきたいと思います。なお、内容としてはかなり端折っています。本当はまだまだ細かく精緻に書いていきたいのですが、それだと読む人がいなくなってしまいますので、心を鬼にして敢えてシンプルな筋書きにしています。正直なところ、筑紫廣門や秋月種実などとの絡みはもっとおもしろいところなのですが、またの機会に致します。

 

 

 11/18大慈院イベントレポート②お茶席のお菓子(立花万起子様執筆の記事)

 

 岩屋城(大変詳細に書かれていてとても参考になります)

 

壽 初春大歌舞伎でうその餅

カテゴリ: 菓子のことのは 作成日:2021年01月03日(日)

 令和3年1月2日から『壽 初春大歌舞伎』が銀座の歌舞伎座にて開催されています。第三部では菅原伝授手習鑑が演目となっておりまして、恒例のうその餅スペシャルバージョンが1月5日から1月27日までの間、木挽町広場などで販売されます。

 

 もちろん、歌舞伎座様でお出しするうその餅ですから、うそ鳥もスペシャル。いつも販売しているものとは若干雰囲気が異なります。歌舞伎座様でしか販売していないうその餅です。

 

 さらに今回は、官公を慕って京から太宰府まで一夜にして飛来した飛梅伝説から菓銘をいただいた飛梅という和三盆の干菓子もお出しします。650キロを一夜にして飛んでくる飛梅マジックの底力で、ぜひ令和3年も強運を引き寄せてしまいましょう。その他、詳細は下記リンクをご覧ください。

 

 ただ、東京で緊急事態宣言などが発出され歌舞伎興行が中止になる可能性もあります。その際には売店も含めて一時閉店する場合もあります。詳しくは歌舞伎座様のホームページなどをご覧いただければと思います。今回の興行が無事に千穐楽を迎えることができるよう祈っております。ご来場、ご来店の際にはどうぞ感染防止対策を十分になさっておいでください。

 

 【営業時間】※歌舞伎座ホームページより抜粋

1月2日(土)~27日(水)10時~20時45分

12日(火)・19日(火)・28日(木)~31日(日)10時~18時

1月1日(金)は休業

※歌舞伎座正面向かって右側(歌舞伎稲荷奥)、直接入れる出入り口をご利用ください。

 御観劇の前後にご利用賜りますようお願い申し上げます。

 (御観覧券をお持ちでなくてもご入場できます)

 

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歌舞伎座限定のうその餅(目のあたりがスペシャルです)

 

 歌舞伎座

 木挽町広場のお土産情報サイト

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