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判じてみる - 太宰府 梅園菓子処 - 太宰府天満宮御用達の和菓子

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判じてみる

カテゴリ: 仕事まわりのこと 作成日:2020年12月08日(火)

 昨日まで福岡三越菓遊庵様にて年内最後の催事でした。期間中にお越しいただいたお客様、まことにありがとうございました。催事は事前準備や毎日の発送など、かなりのエネルギーを消費致します。月並みな表現ですが、だからこそお客様のお声掛けや笑顔が本当に励みとなります。

 

 常に催事場に立つ社長はお客様のお顔とお名前を覚えております。そして、今日はこんなことがあったとスタッフにLINEでシェアをしています。昼にあった出来事を、昼過ぎには後方支援のスタッフや休みのスタッフも知っているというデジタル上等な会社でございます。

 

 さて、それはそうと面白い話を漏れ聞きました。うちで出している干菓子の中に家の形をしたかわいらしいものがあるのです。私なんかが見ますと「昔風の家」としか感じないわけですが、あるお客様のお子さんがこう呟いたそうです。「これ、炭治郎の家」と。言われてみれば確かに竈門炭治郎や竈門禰豆子が住んでいた家にそっくりです。やはり、子供たちの視点はとてもユニークです。見たまま、あるがままに表現するその姿勢に感銘を受けました。

 

 そういえば、今年の3月頃のことでしたか。緊急事態宣言が出される直前のことです。本来なら2月に売ってしまうべき節分の鬼の干菓子が大量に余ってしまったことがありました。季節ものですから2月に売れなければもう売ることができません。さて、どうするかと思い悩みながらHuluで鬼滅の刃を通しで視聴していました。そこで閃いてしまったのです。鬼が使えるじゃんと。

 

 そこで、在庫として持っていた鬼、蝶、水の渦巻き、藤の花、瓢箪を集めてセットで販売することにしました。とはいえ、鬼滅の刃セットなんて名前は付けられません。お茶菓子として使われるものだからこそ、判じてみるのも楽しいだろうということで竈門神社の春にかけて『竈門の春』として販売したのです。おかげ様で大量の鬼はきれいにはけてしまいました。

 

 普通にこのセットを見ていても分からないかと思いますが、察しのよいお客様は「あ、これはひょっとして!」とお気づきでした。こういう判じ物を通してなされるお客様とのやりとりも楽しいものですね。また機会があればこうしたものを作ってみたいと思っています。

 

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