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福岡県北部で三社詣りするならここですばい - 太宰府 梅園菓子処 - 太宰府天満宮御用達の和菓子

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福岡県北部で三社詣りするならここですばい

カテゴリ: 太宰府を逍遥すなるもいとをかし 作成日:2020年12月30日(水)

 令和2年も残りわずかということで令和3年を新しくお迎えするため太宰府天満宮を含めて三社詣りや神社巡りなどいかがでしょうか。といってもそれぞれのお宮は正月の大渋滞は間違いなし。とても1日では無理かも知れませんので、一応五社をご紹介しておきます。魂ふるえるところにお参りください。

 

太宰府天満宮 太宰府市 Dazaifu Tenman Gu

 福岡市から南に下ったところにあるのが太宰府市。その名前の由来になったのが太宰府天満宮ですね。押しも押されもせぬ全国天満宮の総本社でして学問の神様である菅原道真公が祀られています。ご本殿の奥へと進めば自然に明鏡止水となるこの土地、おそらくは太古の昔からなんらかの信仰の対象地ではなかったのかと邪推しております。

 

福岡平野(福岡市があるところ)と筑後平野(久留米市や柳川市があるところ)は背振連山で南北に分断されているのですが、この太宰府市と目と鼻の先の二日市あたりが平地となっており、ここで南北に繋がっているのです。つまり、この太宰府周辺は政治的にも軍事的にも要衝だったことは間違いありません。ちなみに、正月三ヶ日、車はあまりおすすめできません。どうしても車でお越しの際は朝駆けをお勧めいたします。

 

筥崎宮 福岡市東区 Hakozaki Gu

 元寇襲来で一躍名をはせた筥崎宮。亀山上皇の敵国降伏の扁額が堂々とかかる山門に魂ふるえる由緒ある神社です。戦の神様である八幡様を主神としているだけに勝負事の祈願にも滅法強い神社となります。

 

公式レコードでは「延喜21年(921年)6月21日に八幡神の託宣があり、応神天皇・神功皇后・玉依姫命を祭神とした」とされていますが、いやいやもっと古いでしょうとまたもや邪推。玉依姫命なら海幸彦さんや山幸彦さんと同世代なので縄文末期くらいまでいってしまうのではと個人的には妄想しています。ここからほど近い志賀島の志賀海神社には鹿の角がたくさん祀ってあるのですが、縄文期には鹿の角は釣り針のテッパン。志賀海神社が龍神様と関係が深いのも首肯できるところ。あくまでも個人の妄想ですので、公式には延喜21年です…。

 

香椎宮 福岡市東区 Kashii Gu

 公式レコードでは仲哀天皇九年(200)ということなので弥生時代中期でしょうか。古くは橿日宮と記されてまして「かしひ」と呼んでいたのでしょうね。弥生中期となるとこれはもう神話の時代という感じです。

 

しかし、同じ頃、大陸では黄巾党の乱が起こっていますのでこれから三国鼎立へと向かって歴史が進む頃合いです。つまり、魏呉蜀が天下の覇権を巡り争った三国志の時代となります。魏の皇帝であった曹叡(曹操の孫)から邪馬臺国の女王・卑弥呼に対して与えられたのが親魏倭王の称号。これが西暦238年ということですからちょうど香椎宮が出来て38年後、いや待てよ。この頃は神功皇后では……。卑弥呼どこいった?? ともあれ、古いお宮ということは間違いありません。

 

宮地嶽神社 福津市 Miyajidake Jinja

 嵐の光の道で一躍全国区となったこちらも古い神社です。ご祭神は神功皇后…、ひ、ひ、卑弥呼どこいった……。それはさておき、こちらの神社には日本一の大きさを誇る横穴式石室が残る巨石古墳があることでも有名です。6世紀末頃の古墳といいますから、甕棺墓の頃とは隔世の感があります。その石室からはお宝がざくざくと出てきまして、そのうち20点が国宝指定。

 

公式サイトには『御創建以来1600有余年を経て、本殿の御遷座80年の節目に、宮地嶽神社は、北部九州王朝の聖地として栄えたこの地にふさわしい…』と記載されており、この地が古来から大変重要な場所であったことを示しています。ちなみに、本殿のうしろには奥宮八社がありまして不動明王、龍神様、地蔵菩薩などをお祀りしています。神社と仏教のハイブリッドという珍しい形ですが、これは本地垂迹といって昔から日本人にとっては馴染みのある形。神社と仏教が分離されたのは明治以降となるのです。古い信仰の形がどこか新鮮な奥宮八社もおすすめです。

 

宗像大社 宗像市 Munakata Taisha

 こちらもかなり古く由緒ある神社となります。ご祭神は宗像三女神といいまして、天照大御神様と須佐之男命の誓約(うけい)で誕生なさっているところからしても、その始原は相当に古くもはや日本神話レベル。ですからどうなのでしょうか…弥生初期とかまで遡るのかも知れませんね。

 

加えてこの宗像大社のすごいのは海の正倉院と称される沖ノ島を擁すること。古代の信仰の在り方をそのまま残した沖ノ島には今でも神職の方が交代で当直をなさっているのだとか。宗像大社の横にある神宝館も圧巻で国宝がごろごろ。なんと8万点の国宝がこの神宝館に収蔵されているのです。宗像大社と宮地嶽神社、比較的に近いのでアクセスしやいかと思います。本殿裏手からちょっとした小山を登っていった先にある高宮祭場も古き時代の神代を感じさせてくれます。ぜひ立ち寄ってみてください。

 

以上、福岡県北部の由緒正しき神社のごく一部をご紹介してみました。みなさまの神社参拝ラリーや三社詣りなどの参考になさってください。この他にもよい神社仏閣がたくさんあるのですが、それはまたの機会に。それから、上記の解説は特に断りのない限り、あくまでも筆者の個人的主観ですので、その辺りも含めてゆるく楽しんでいただければと思います。太宰府天満宮ご参拝の折には、どうぞお帰りに梅園菓子処へもお立ち寄りください。お正月には限定の商品なども揃えております。みなさまのお越しをお待ちしております。

 

tenmangu

五月の新緑美しい頃の太宰府天満宮楼門 

 

 参考ウェブサイト

 太宰府天満宮公式サイト

 筥崎宮公式サイト

 香椎宮公式サイト

 宮地嶽神社公式サイト

 宗像大社公式サイト

 

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